「カンガルーケア」は、その名のとおり『赤ちゃんとママの素肌がふれあうよう、包み込むように抱っこする』ことを意味します。

出生直後、分娩台に寝ているお母さんの分娩衣の前を開き、赤ちゃんと直接素肌がふれあうように抱っこします。 また、個室に戻られてからも随時行っていただいてかまいません。(赤ちゃんやお母さんの状態により望ましくない場合もあります。 その場合には医師・助産師が判断し、許可または時間を決める場合があります。)

カンガルーケアを行うことで、
(1)赤ちゃんの呼吸が規則的になり安定する。 (2)赤ちゃんの眠りが深くなり、起きているときも穏やかになる。 (3)赤ちゃんの感染症の危険が少なくなる。 (4)母乳哺育が進みやすい。 などの効果があることが知られています。
何と言っても
(5)「親子の絆が深まる。 母親としての実感と自覚がわいてくる。」に強い効果があることは申し上げるまでもありません。

もともと「カンガルーケア」は南米で保育器が不足した際、母親の乳房の間に未熟な赤ちゃんを包むようにして保育器の代わりをしてもらったところ、期待以上の効果があったことにより広まった「スキンシップ・保温・看護・哺育」の方法です。 「抱っこする」という子育ての原点に現代医療に匹敵する効果があったとは驚きですね。
ちなみに「カンガルーケア」はお父さんが行っても効果があります。